歌舞伎

歌舞伎座へ行きました。

演目は「土蜘(つちぐも)」「廓噺山名屋浦里(さとのうわさやまなやうらざと)」

でしたが、内容はおもしろいに決まっているので、

それ以外のことについて少し・・。

 

今回は「八月納涼歌舞伎」の午後6時から始まる第三部を観に行きました。

開場は開演の25分前だったのですが、はりきって早く着いたため

館内には入れず、東銀座の駅と直結している地下2階にある

食品や雑貨などを揃えた「木挽町広場」なるおみやげスポットをウロウロして

まずは、幕間に食べるためのお弁当をゲット!天むす弁当をチョイスしました。

 

そこには歌舞伎グッズがいろいろ売られている他に、軽い食事をとれるお店も

ありますので、おやつに「茶屋ソフトクリーム」をぺろり。

隈取柄の焼き印のあるクッキーのようなものがのっていました。

 

お店を一通り見終わり地上に戻ると、ちょうど建物の前でイヤホンガイドを

レンタルできるワゴンが準備されていました。

演目の流れに沿って内容を説明してもらえるので、

これがあるとわかりやすいです。

レンタル料700円+保証料1000円という設定がおもしろいのですが、

閉演後に機械を返却すると1000円返して頂けます。

なんだか得した気分になります。

 

まだ時間があったので、通りの反対にある岩手のアンテナショップ

「いわて銀座プラザ」をのぞき、ホヤだの、かもめのたまごなどを眺めてから、

その並びにある菊秀さんという包丁屋さんをのぞこうと思ったら

そちらは祝日はお休みでした。

さらにその並びには群馬のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」も

ありますので、入ってみると楽しいかもしれません。

 

そうしているうちに開場の時間になったので、再び通りを渡り歌舞伎座の中へ。

座席を確認し、お目当ての「めでたい焼き」を買いに3階へ急ぎます。

売り切れてしまうこともあるようですが、焼きたてを頂けました。

あんこの中に丸くて小さな紅白のお餅が1つずつ入っています。

開演まで25分というのは意外と忙しいのですが、ぱくっと食べて

さぁゆっくり観ましょう。

1時間半の演目を終え、幕間は30分間。

楽しみにしていたさきほどの天むす弁当を食べてから、1階の売店をチェック。

ここには、松崎せんべいや鹿の子、千疋屋など有名なお菓子屋さんとコラボした

おいしそうなおみやげがたくさんでした。

この幕間の30分もあっという間、2つめの演目が始まるアナウンスが!戻らなきゃ。

歌舞伎にはアンコールはないので、コンサートとちがって

演目が終わると、お客さんはぱっと引き上げていきます。

少し余韻を楽しみながら外に出ると9時をまわったところ。

白、黒、赤、金が強調され、ライトアップされた歌舞伎座の姿も粋です。

・・・と、思いのほか長文になってしまったぐらい、

歌舞伎とあれこれ楽しめた夏の夕方でした。