裏紙とスケッチブックとトレーシングペーパー

グラスや磁器に描く前には、紙に描きます。

が、スケッチブックを前にすると

上手に描かなければいけないような気になって、落ち着かないので

私はいつも、最初は裏紙に好きなように描きます。

プリントアウトして要らなくなった紙のウラなので、ヘンテコな絵でも

気兼ねなく描けます。そうしているうちに、描こうとしているものの様子が

ほんの少しわかってきたら、そこでスケッチブックが登場。

少し真面目にスケッチブックに描いて、今度はそれをトレーシング

ペーパーに写します。トレーシングペーパーの絵は裏から見ると

おかしいところがますますおかしく見えるので、そこを修正しながら

何度も描き直し。

そしてまた裏紙に描いたり、トレーシングペーパーに写したり、

スケッチブックに戻ったりしつつ、

やっと、らしくなってきたところでグラスなどに描き始めるのです。

 

スケッチブックの、しばらく前のページをぱらぱら見直すと

その当時は何かの理由で途中で終わってしまっていたものが

出てきたりして、それが案外

今はすぐにでも描きたいものになっていたりする・・・。