こうもり

大好きな、ルナールの博物誌には蝙蝠は夜の端っこから

できているという一節があります。

夜の帷の裾は、寒さで裂けたり、泥によごれて傷む。

毎朝夜の帷が引き上げられる度に襤褸っきれがちぎれ落ちて

あちこちに引っ掛かり、そうして蝙蝠は生まれてくるそうだ。

なんてかわいい夜の生き物!

どんぐり

近所のちょっと意外なところに、この季節、どんぐりがたくさん実ります。

細い木が何本も植わっていてそれぞれに小さめのどんぐりがつくのが

なんだかおもしろくて、その道を通るのが楽しみです。

ついでにリスなんかいたらいいのになぁと思うのですが、いません。

 

できあがり

ぴかりーん☆ 完成です。

絵の具に含まれるガラス分とグラスが一体化して

この艶がでます。

描き方 その3

3回目になると絵の具の厚みもでて、楽しくなります。

描き方 その2

1度目のベースの上に陰影をつけて2回目の焼成をします。

秋から冬は湿度が低いため、絵の具が乗りやすく

描いていてとても気持ちがいいです。

描き方 その1

「グラスのにわとりができるまで」です。

1つの作品は、描いて焼いて、描いて焼いてを3、4回繰り返して完成させます。

グラスは透明ですので、絵の具を1度に厚くのせようとするときれいな陰影が

出ないためです。大きいものや細かいものはもっと何度も焼成を重ねます。

色ごとに描いて焼くのですか?という質問を時々受けますが、

そうではなく全体を薄く描いて焼くといった感じです。

 

これくらいの軽さで描いたら1度目の窯に入れます。